これまでの記事で、私が職場の人間関係という泥沼から這い上がるために「カタカムナ」にたどり着き、実践し始めたことで心に起きたリアルな変化についてお話ししてきました。
きっと、多くの方がこう感じているはずです。
「カタカムナ、カタカムナって言うけど、それ、一体なんなの?」
「渦巻きみたいな図形とか、正直ちょっと怪しい…」
「スピリチュアルすぎて、ついていけないかも…」
その気持ち、痛いほど、本当によくわかります。なぜなら、何を隠そう、私自身がそうだったからです。最初は「うさん臭いおまじない」くらいにしか思っていませんでした。
でも、その正体を知ろうと一歩踏み込んだ時、私は衝撃を受けました。カタカムナが、単なる精神論やオカルトではなく、現代科学の最先端である「量子力学」とも深く共鳴する、壮大な宇宙の法則であったことを知ったのです。
今日は、あなたのその「怪しい」という気持ちを、どうか横に置いて、少しだけ私の話に耳を傾けてみてください。この記事を読み終える頃には、カタカムナがまったく違って見えてくるはずです。
カタカムナとは、一言でいえば「宇宙の設計図」です
では、核心からお話しします。カタカムナとは何なのか?
それは、私たち日本人の遠い遠い祖先(縄文時代以前とも言われています)が使っていたとされる、古代の文字であり、図形であり、そして「音(響き)」です。
私たちが普段使っている漢字やひらがなとは、全く異なる体系を持っています。その特徴は、渦巻きのような幾何学的な図形(図象)と、48の音(四十八音)から成り立っていること。
しかし、それは単なるコミュニケーションツールではありませんでした。古代のカタカムナ人たちは、この図象と音を使って、この世界の「成り立ち」そのものを理解していたと言われています。
- 万物がどのようにして生まれ、循環しているのか(生命の仕組み)
- 目に見えないエネルギーが、どのように物質世界を創り出しているのか(宇宙の法則)
- 人間が本来持っている、眠った力(潜象道)
つまりカタカムナとは、この世界のあらゆるものを動かしている「宇宙のOS(オペレーティングシステム)」であり、その「設計図」のようなものなのです。
私たちがカタカムナを唱えるということは、その宇宙の根本的なリズムに自分の周波数を合わせにいく、チューニングのような行為だと言えるでしょう。
「怪しい」「胡散臭い」…その気持ち、痛いほどわかります
…と、ここまで説明しても、あなたの心の中の「本当に?」という声は、まだ消えないかもしれませんね。当然です。学校で習ったわけでもなく、科学的に証明されたと大々的に報道されているわけでもないのですから。
私も、この「怪しさ」の壁を乗り越えるのに、少し時間がかかりました。だからこそ、あなたのその気持ちを否定するつもりは全くありません。
🙅♀️ なぜ「怪しい」と感じてしまうのか
- 目に見えない世界の話だから。
- 効果が主観的で、数値で測れないから。
- 「奇跡」「引き寄せ」といった言葉と結びつきやすいから。
- 公的な歴史書にはっきりと記されていないから。
🙆♀️ 視点を変えると、こう見えてくる
- Wi-Fiや電波も目に見えないが、私たちは当たり前に使っている。
- 「やる気」や「愛情」も数値化できないが、誰もが存在を信じている。
- 私たちの「意識」が持つ力について、科学も解明を始めている。
- 常識の外に、まだ知られていない真実があるのかもしれない。
私がこの壁を乗り越える決定的なきっかけになったのが、カタカムナの考え方と「量子力学」との驚くべき一致でした。
カタカムナと量子力学、驚きの共通点
「急に難しい話…」と思わないでください。大丈夫、ごくごく簡単に説明します。私も専門家ではありませんから。
量子力学とは、物質を構成する電子や光子といった、めちゃくちゃミクロな世界の法則を探求する物理学です。そして、この最先端の科学が示唆していることと、古代の叡智であるカタカムナの教えが、まるで示し合わせたかのように一致しているのです。
共通点①:すべてのものは「波(波動)」である
量子力学では、「すべての物質は、粒であり、同時に波でもある」と考えます。つまり、あなたの体も、目の前のスマホも、空気も、元をたどればすべてが異なる周波数で振動している「エネルギーの波」だということです。
そして、カタカムナもまた「万物はトーラス(波)の連続である」と、何千年も前から示していました。私たちが発する言葉(音)も、意識(想い)も、すべてが特定の振動を持つ「波動」であり、周囲に影響を与えていると考えています。これが「言霊(ことだま)」の正体です。
共通点②:「観測する」という行為が、現実に影響を与える
量子力学には「観測者効果」という有名な話があります。これは、「観測されていない時、電子は波として存在するが、人間が『観測』した瞬間に、それは粒として固定化される」というもの。つまり、私たちの「意識」が、現実に影響を与えていることを示唆しています。
これもまた、カタカムナの教えそのものです。私たちの意識(思念)が、目に見えないエネルギーの世界(潜象界)に働きかけ、それが物質の世界(現象界)に現実として現れる。だからこそ、「どんな言葉を使い、何を意識するか」が、自分の人生を創る上で非常に重要になるのです。

▼古代の叡智と最先端科学の結論
- 結論①:この世界のすべては、固有の周波数で振動している「エネルギー」である。
- 結論②:私たちの「言葉」や「意識」もエネルギーであり、現実に影響を与える力を持つ。
- 結論③:だから、自分の内側から発するエネルギー(波動)を整えることが、人生を変える鍵となる。
カタカムナは、「怪しいおまじない」ではありません。それは、古代の日本人が直感的に理解していた宇宙の法則を、現代科学が後から追いかけて証明しようとしている、壮大な「科学」なのです。
カタカムナは宗教じゃない。あなたの生き方を豊かにする「知恵」です
最後に、もう一つの誤解を解いておきたいと思います。それは、「カタカムナは宗教なのか?」という疑問です。
結論から言うと、カタカムナは特定の神様を崇拝したり、教義を信じたりする「宗教」ではありません。
それは、誰もが使える「知恵」であり「ツール」です。例えるなら、ヨガや瞑想、あるいは漢方のようなものに近いかもしれません。心と体の調子を整え、本来の自分を取り戻すための、古代から伝わる生活の知恵。
もちろん、日本神話の神々の名前が出てきたりと、古神道との関連性はあります。しかし、それは「神を信じなさい」という話ではなく、神々の名前を「特定のエネルギーの働きを示すシンボル」として捉えているのです。
ですから、あなたが無宗教でも、他の信仰を持っていても、全く問題ありません。カタカムナは、あなたの人生観を否定するものではなく、むしろ、あなたが本来持っている力を引き出し、より豊かに生きるための「追い風」となってくれる存在です。
「怪しい」から「もっと知りたい」へ。あなたの気持ちが少しでも動いたなら、とても嬉しく思います。次のステップとして、この宇宙の法則を、具体的にどう日常で使っていくのか?まずは基本の「唱え方」から始めてみませんか?
初心者でも簡単!カタカムナの基本的な唱え方|まずは自分の名前から始めよう
私がここまでお話ししてきた内容は、ある講座で学んだことのほんの一部です。もし、あなたが独学の限界を超え、カタカムナの真髄に触れてみたいと感じたら、私が人生を変えるきっかけとなった場所を覗いてみてください。


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